「雪城くんはね、 優しいの。 放っておけないタイプ」 その言葉が、 胸を抉る。 「倒れたら助けるし、 泣いてたらそばにいる。 朱音さんは “幼なじみ”ってだけじゃん」 唇が、 かすかに歪む。 ――胡桃さんが何言いたいのかが分からない。