ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





「……少し、外歩かない?」



拒否する理由が、

見つからなかった。



「うん……」



胡桃さんは先に立って歩き出す。



華は点滴の針を外してもらい、

ふらつく足で後を追った。



校舎を抜けて、

人目の少ない裏手へ。