ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





胡桃は、

少しだけ首を傾げて微笑んだ。



「ねえ、朱音さん。

 ここ、ちょっと空気悪くない?」



保健室の白い光。



消毒の匂い。



妙に現実感のない静けさ。