ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





その隙に、華は真剣な顔でうんうんと頷く。



「だって推しは推しだもん。

 侑は幼なじみだし、お兄ちゃん枠だし」


「まだ言うか、それ」


「え、事実じゃない?」



悪びれもなく首を傾げる華に、

侑は深く息を吸った。



――我慢の限界、というやつだ。