華が口を開きかけた途端―― カーテンが勢いよく開けられる。 「雪城くん!」 「胡桃?なんでここに?」 「探してたんだよ。 心配したんだから」 「あ、ごめん」 胡桃は息を整えながら 「体育の先生が雪城くんのこと呼んでたよ」 「職員室?」 「うん」 「分かった。ありがと」