ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





保健室の中が、

しんと静まった。



侑は、

ベッド脇の椅子に座る。



華の手に、

そっと触れる。



冷たくて、

細い。



「……無理すんなよ」



誰に言うでもなく、

呟いた。



「俺が……

 ちゃんと見てれば……」



返事は、

まだない。