保健室の中が、 しんと静まった。 侑は、 ベッド脇の椅子に座る。 華の手に、 そっと触れる。 冷たくて、 細い。 「……無理すんなよ」 誰に言うでもなく、 呟いた。 「俺が…… ちゃんと見てれば……」 返事は、 まだない。