ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





校舎が見えた瞬間、

胸の奥が少しだけ緩む。



「誰か!!」



声を張り上げると、

校門近くにいた先生が振り向いた。



「どうした!?」


「倒れました!」


「保健室へ!」



指示が飛ぶ。



侑は答えず、

ただ一直線に走った。