ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





迷ってる暇はない。



「華……聞こえるか」



頬に手を添えると、

熱がじんわり伝わってくる。



(熱中症……)



唇が乾いて、

呼吸は浅いまま。



侑は歯を食いしばって、

華の体をそっと抱き起こした。