ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





教室に戻ると、

有栖ちゃんが心配そうに顔を覗き込んできた。



「華ちゃん、顔色悪くない?」


「……ちょっと寝不足」


「大丈夫?」


「うん」



笑おうとして、

うまく笑えなかった。



(答え合わせ、なんて)


(しなくてもいい)


(もう、分かってる)