ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





手首を掴まれて、軽く引き寄せられた。



「ちかっ!」



さっきまで寄りかかっていた距離とは、

まるで違う。



「え、なに……?」


「一生一緒にいる?」


「え、うん。幼なじみだし――」


「お兄ちゃんみたい?」


「……そうだけど?」



その答えを聞いて、侑は一度だけ目を閉じた。