ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





「じゃ、行こっか」



胡桃さんが微笑んで、

侑の腕を軽く引いた。



「……」



その瞬間、

華は視線を落とした。



(待つ理由、ないよね)



靴を履き替えて、

昇降口を出る。