ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





「……本当に変なやつ」



小さく呟いた声は、

誰にも届かなかった。



――侑の背中だけが、

やけに遠く見えた。



更衣室で制服に着替えながらも、

華の胸の奥は、ずっとざわついたままだった。