ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





華は向かいの席に腰を下ろして、

自分の弁当を開いた。



「……」



箸を持ったまま、動きが止まる。



(侑と、胡桃さん)



さっき見た光景が、

頭の奥にしつこく残っている。



並んで立つ二人。



落ち着いた雰囲気。



生徒会長と副会長――いかにも、って感じ。