偽王子さまの君と、今宵も共に。






今すぐ学校の、いや世界中の人に教えてあげたい。

学校の王子さま、誠夜さんは、裏はとっても意地悪な危険人物ですよ──と。



☆。.:*・゜



夜九時、月が明るく空で輝いている。


夜ご飯を食べ終わって(ちなみにスーパーでのお支払いは全て誠夜さんが払ってくれた。いつか絶対倍にして返す)、歯磨きもお風呂ももう済ませた。

わたしは、ベッドに座りながらふわぁとあくびを噛み殺す。