クラスメイトは、顔を赤く染めてて誠夜さんを見ている。もうわたしのことは眼中にないらしい。 「あ、え、えっと、クラスメイトですっ。……その、どうして、尾上さんと誠夜先輩が一緒に?」 と思ったけど、やっぱりそうですよネー。 こーんな平凡女子と、学校の王子さまが一緒にスーパーで買い物なんかしてたら、そりゃ気になるよね、やっぱり。 「えーと、凛菜ちゃんとは──」 どう答えるんだろう、と思っていたら、誠夜さんはわたしの肩をぐっと引き寄せた。