偽王子さまの君と、今宵も共に。






「……誠夜先輩と、尾上さん?」

はぁ、とため息をついていると、誠夜さんとわたしを呼ぶ高い声。

……ん?

その方向を見ると、驚いたように目を瞬いている高校一年生ぐらいの少女。

いや、『ぐらい』じゃない。高校一年生だ。



……やば、同じクラスの子じゃん。