偽王子さまの君と、今宵も共に。






「あ、そーいえば、今更だけどさ凛菜ちゃん」

「は、はいっ。なんでしょうっ?」

「ご飯って、凛菜ちゃんが作ってくれるの?」

「え、あ……もちろん」

見た感じ、誠夜さんって料理できないんじゃないのかなって思うし。(失礼)

頷くと、誠夜さんは嬉しそうに笑った。


「やった。じゃ、もしかしてハンバーグ作れる? 俺、好きなんだよね〜」

「了解です。早速、今日の夜ご飯にしちゃいますか?」

「え、いいの? やった〜っ、凛菜ちゃん好き! 大好き!」

「……アリガトウゴザイマス」

お願いだからその好きは本当の好きな人に取っておいてください。

全く、これだからモテ男子は。