偽王子さまの君と、今宵も共に。






「あ、起きた。大丈夫?」

すぐ近くに、誠夜さんがいた。気づかないうちに、身体に毛布が、頭ら辺にクッションが置かれている。


……誠夜さん、だ。

近くに人がいて、なんとなく安心する。ふっと、いつの間にか力を入れていた肩を落とした。

その時、だ。

「あ、れ……」