偽王子さまの君と、今宵も共に。






こうして、頷いてしまったのは、本当にどうしてだろう。



☆。.:*・゜



「ただい……ま?」

見慣れないドアを開き、見慣れない玄関にその言葉を投げるのは、とてつもなく違和感を感じる。


誠夜さんに言いくるめられ、本当は絶対ダメな約束をしてから。


ごく普通に朝ごはんを食べ、ごく普通に登校(もちろん別々)し。
いつも通りの学校生活から、何もめんどいことは起こらず、渡された合鍵を使って帰ってきた今。