偽王子さまの君と、今宵も共に。






「その歳でわかんない? 男の家にひとりで泊まったら……こうなるって予想、つかなかった?」

「……っ」

「はは、かわいいね凛菜は」


「凛菜ちゃん」って呼び方も、いつの間にか呼び捨てで「凛菜」って呼ばれてる。

「もっかいしていい?」

「……っ、やだ……」

「もう凛菜に拒否権ないよ」

誠夜さんの顔がどんどん迫ってくる。あっけなく、また唇が触れ合った。