偽王子さまの君と、今宵も共に。






そう送ると、ドアが開いた。


誠夜さん……。

「凛菜ちゃん。なんか、親御さんから連絡きた?」

「え、っと」

「あ、親いないんだっけ。なら、その、引き取ってもらってる家? とかから」

「……おばさんから、連絡が」



答えると、誠夜さんはわたしの隣に座った。