偽王子さまの君と、今宵も共に。






「でも、あの王子さまが凛菜にナンパ?」

「……想像出来なぁ〜い」

「あ、はは……見た感じ誠夜さん、じゃなかった、かなぁ……」

「だよねぇ」


苦笑いで誤魔化すと、二人はうんうん頷いてくれた。

な、なんとか誤魔化せた、かな……?


「まともかく、凛菜は警戒心を常に持っておくこと! 凛菜はただでさえ美少女なのに、無防備なんだから。わかった?」