偽王子さまの君と、今宵も共に。






「んーと、赤色の瞳に白色の髪の、……笑顔がふにゃふにゃしてるけど、瞳の奥は笑ってない人」

「へぇ、具体的だね」

「う〜ん……えぇっと、赤目に白髪といえば、誠夜先輩?」

──へっ。


びくっと肩が震える。

そ、そうだ、この学校で有名人だから、そりゃ二人も知ってるよね!

他の人に言わないって誓ったのに、うっかり……!