偽王子さまの君と、今宵も共に。






「偶然なんですけどねぇ」

彼はへらりとした笑顔を見せたのを最後に、わたしから離れていった。

残った、紙には──……。


『なんかあったら来ていーよ』


メッセージと共に、住所と、ご丁寧に地図まで書かれていた。


✩.*˚


なんか結局、どういう人なのかあんまわからなかったんだよね……あはは……。