偽王子さまの君と、今宵も共に。






どのような反応をしたらいいのかわからずもごもごとしていると、誠夜さんは吹き出した。


い、今のなにが面白かったでしょーかね……!?

「あははっ、そーいう時はお断りしますってばっさり言っちゃっていーの。ほんと、聞いていた通り無防備だね」

「あ、はい、ありがとうございます……?」

「褒めてないし。意味理解してないでしょ君」


んぐっ、バレた。

誠夜さんはまだ笑いながら近くに落ちていた缶を拾う。投げてきたのにはびっくりしたけど、ポイ捨てしない限り一応常識はわきまえている……のかな?