偽王子さまの君と、今宵も共に。






「大丈夫ですか? 驚かせてしまい申し訳ございません」

「あ、あなたが、本当に凛菜の彼氏なの?」

「はい。……それと、凛菜さんが家を出た理由なのですが。全て僕のせいです」


凛菜さん? 僕?

あまりの猫の被りように、吹き出しそうになる。

けど、誠夜さんのせいって……?