偽王子さまの君と、今宵も共に。






「……っ」

名前を当てられた。なんで有名人の誠夜さんがわたしの名前を知っているの?


……でも、今わたしが驚かなければいけないところはそこではない。


「な、何してたんですか……」


だって誠夜さんの学校での通り名は、

──王子さま、だから。