まあ俺としては別にいいけどさ。仲良くする気はないし。
ちらりと秋斗を見た。
「……秋斗、特にハンター嫌いでしょ。噛みつかない?」
「当たり前だろ。あいつらは…」
言いかけて、秋斗はぐっと言葉を飲み込んだ。
でも、彼が何を言いたいかは手に取るようにわかる。
あいつらはただ「始末する」ことだけを目的に動く、冷酷な掃除屋だから。
「……とりあえず、拳銃突きつけられてもやり返すなよ、二人とも。」
「それこっちの台詞じゃん?」
永季の言葉にそう返すと、三人の間に微妙な沈黙が落ちた。
互いに釘を刺し合うような視線が交差する。
「……俺は別に喧嘩売らねぇよ。ガキじゃあるまいし。」
「えー、ほんとに?秋斗ってすぐ目つき悪くなるじゃん。」
「お前に言われたくねぇんだけど。」
永季が「はぁ……」と深いため息をついて、俺たちの頭を軽く小突く。
「……頼むから問題起こすなよ、マジで。」
「はいはい。」
その時、休憩室の重厚な扉が音もなく開いた。
ノックのない無機質な入り方に、俺たちの会話は自然と途切れる。


