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……そんなこんなで、仕事に集中して他ごとを考える頭の空き容量を極力減らしたかったわたしはほぼ二人分の業務を抱えていた。
「終わったぁ〜〜!」
ぐっと伸びをして、凝り固まった身体をほぐす。涼名ちゃんが休暇に入った今週は、珍しく残業までしたのだ。一日中ブルーライトと対峙する生活が一週間続いていた。
「お嬢先輩おつかれさまです♡らぶ♡」
「涼名、お嬢の休暇はあんたが引き継ぐんだからね?」
「はわわ、お嬢先輩ほどのキャパないですぅ」
「はわわとか言ってんじゃないよ。鍛えてあげるから覚悟してな」
「え〜〜ん!!!!!!」
わたしの斜め前で繰り広げられるのはM-1の一回戦か何かだろうか。相変わらず三戸さんと涼名ちゃんは絶好調。凪との約束の日、金曜日。わたしが送ったメッセージには《待ってる》とだけ返信があった。
今日から出社した涼名ちゃんにおやすみ中の引継ぎ事項を伝達して、沖縄のマシンガンお土産トーク(ほぼ惚気)を浴びたところだった。



