「すきぴとは旅行いったりとかはないんですか?」
「……いつもは家で会うけど……旅行は、いく。アイコン、その人に撮ってもらって」
「え!?あの天使アイコン、すきぴに撮ってもらったの!?あ〜〜そっかだからあんなに可愛いのか〜!夢の国バージョンのお嬢先輩、可愛すぎて、うちの同期一同めろめろです」
「そ、そんなに……?」
「うん、そんなに!めっちゃ愛って感じの写真!!カメラの向こうの好きなひとへの表情が可愛すぎるし、撮ってる側もお嬢先輩のことが可愛くて仕方ないんだろうなってわかる!」
タメ口アンドオタク全開の涼名ちゃんは放っておくと爆語りが止まらなくなる。言葉が花吹雪のように流れて吹き荒れている。
「てか絶対両想いだよ〜!うんうん、お嬢先輩安心して、両想い!」
「……わたしのこと大切にはしてくれてるけど、恋愛的な〝すき〟ではないと思うの。会うのも家ばかりでお出かけするのもほとんどないし」
「それって、お嬢先輩が家がいいって言ってるんじゃなくて?」
「確かに昔、家がいいって言ったことはある、けど……」
「うわ、めっちゃ愛じゃん!?全部お嬢先輩を優先してるんだよ!」



