【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う




オーナーは、少しだけ目を細めた。



「ほう。」


「この店に、今までいなかったタイプです。」
 


戻ると、椿は一人でグラスを眺めていた。
 


スマホも触らず、周囲を観察している。



「お待たせ。」


「いえ。」