【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う





「緊張してる?」



そう言って椿の表情を読み取る弥生に、

椿は小さく頷いた。



「大丈夫。今日は無理しなくていいから。」
 


彼はメニューに視線を落とし、

迷いなく一番安いボトルを指さした。



「これで。」



椿は思わず彼を見た。