扉が開いた瞬間、 懐かしい香りと音が流れ込んできた。 だが、同時に――違和感。 視線を走らせ、すぐに気づく。 店内のランキングボード。 そこにある名前。 No.2 西園寺 弥生 椿の足が、一瞬止まった。