【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う





「興味はある。」
 


独り言のように呟く。
 


あの距離感。
 


あの目。
 


誰かに選ばれることに慣れた女ではない。
 


“選ぶ側”の人間だ。



(弥生が引っかかるのも、分かる。)