【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う





「一番難しい条件ですね。」



「なら」



黒瀬は、少しだけ目を細める。



「何度でも、断る。」
 


その言葉は、拒絶ではなかった。
 


“続きがある”断り方だった。