【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う





「翔、あの席フォロー入って。」



逃げ場を作ってあげている。



名前を呼ばれた若いホストは、

はっとしたように顔を上げ、すぐに頷いた。



「ありがとうございます。」



その声に、

弥生は軽く手を上げただけで返す。



威圧感はないのに、逆らえない信頼がある。