【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う




 
有無を言わせない動きで、

弥生の腕が回された。



椿の腰に、温度を感じる。



――誰かと一緒にいたのか?
 


逃がさない力加減。



「……ちょっと。」
 


咎めるように言っても、弥生は離さない。