【第一夜】今夜、仮面の下で君を想う





「私は、壊す側ではなく、

 壊れない側につきたい。

そのためには

彼のような人材を

増やさなければいけない。

教育費、生活費に人件費…。

お金がたくさん必要そうですね。

あとは…この立地、

建物事態を変える必要がありそうですね。」
 


オーナーは、しばらく黙っていた。
 


そして、ふっと息を吐く。



「……なあ。」
 


椿を見る目が、完全に変わった。



「君、俺が断ると思ってる?」


「いいえ。」
 


即答。



「思っていません」


「理由は?」