視線を上げる。 「オーナーさんにとっても、 悪い話ではないはずです。」 「ほう?」 「西園寺さん、彼のような人材がいる限り、 この店は安泰でしょうね。 でも、彼がいなくなったらどうでしょう?」 オーナーの目が、鋭くなる。 「脅しか?」 「現実です。」 淡々とした声。