フクシュウ

『.生きるためにはゲームをクリアするしかないよ。ま、ゲームをクリアしたら、何でも願いを叶えてあげよっかな〜!』

っ..............!!!

生きられるの?

『ま、生きるか死ぬかってことで、どうする〜?ゲームをクリアして生きる〜?それとも死ぬ〜?』

「そんなの.............」

綾小路さんがものすごく小さい声をだす。

決まってる。

「ゲームを........します!」

私は小さい声を出した。

そうだよね...........。

みんなは不安そうな顔で私を見ていたけど何もせずに死ぬほうが怖いみたいだ。

生きるか死ぬかの瀬戸際。

私も不安だけどそんなの生きるに決まってる。

『.オッケー!じゃあ、スマホを支給するね〜。わあ、なんかほんとにワクワクしてきた!!!!じゃあ、細かいルールはスマホで確認してね〜!』

不思議なことにパッと青色の箱が目の前に現れた。


それとともに持っている荷物が消える。

スマホのケースに目を移すと..…

1.2.3.4.5.6.7.8.

八台あった。

『.あ、言うの忘れてた!鬼に捕まったら鬼になってもらうからね〜!』

え..............?

「鬼って?」

『そこにいるじゃない。』

葉月さんの指さした方向を見ると..........

「ひっ」

そこには、おにが、いた。

『 じゃあ、カウントダウン開始!』

スクリーンが出てきて残り5分、と知らせた。
私は急いで青色のスマホを手に取った。

そして逃げようとしたけど足が動かない。

「何してるの!早く」

明美ちゃんが声を出してハッとした。

鬼がこっちを見つめている。

今にも走り出しそうな勢いでこっちを見つめている。

「いやあああああああっ」

私はみんなとは逆方向に全力で走り出した。

『.アハハハハハハッ。では、脱出デスゲーム鬼ごっこ、スタート!』