「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」

「お前を女として見て、なにかすることも可能だ」

 いやいや、無理矢理には結構です。
 頼んでないです。

 滝本は環奈の手をとり、
「……しようか」
と言う。

「結構です。
 なにもしなくていいです。

 この偽装結婚を継続してください」

「そうか。
 じゃあ、このままでいいな」
と滝本はすぐに手を離した。

 なんかはめられたな、と思いながら、キッチンに向かうと、滝本もついてきた。