「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」

「別に嫌いじゃないですけど。
 ……アバウトすぎてヤバイかな、と思うときはあります」

 ふうん、という目で何故か滝本が見る。

「でも、いい人ですよね。
 料理作るの、上手いし」

「お前のいい人の基準は美味いもの作る、なのか――。

 ……じゃあ、俺も入るな」

 今日も職場で私を怒鳴りつけた分際で、なに言ってんですか、と思いながら、環奈はハンバーグを食べる。

「美味しいですっ!」