「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」

「大丈夫ですよ、課長も一緒なら。
 私がストーカーみたいになって追いかけてきたとか思わないでしょ?」

「そもそも、一応、お前の方が振ったことになってるんだろうが」

 そう言いかけた滝本は、むっ、となにかに気づいたような顔をする。

「これ、もしかして、俺の方が慰謝料請求されたりとかしないか?」

「そのときは、ほんとうのこと言いますよ」
と言って環奈は笑った。