「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」

「ああいえ、言ってみただけなので、すみません」
と滝本は謝ったが、

「大丈夫ですよ。
 たいしたものはできませんが」
と西山は言う。

 そのとき、反対側に座っていた環奈が苦笑いしながら、手を挙げて言った。

「あの――

 すみません。
 私もお寿司が食べたいんですけど~……」

「お前ら、二人で寿司屋に行けっ」

 つい、口に出して言ってしまっていた。