「その他にも、毒が多少なりともあるから手袋とかしたり、他の奴らより水を多めに飲んだりと色々あるな」
「え!紫陽花くんにも毒があるんですか!?」
紫陽花に毒があるのはお父さんから聞いていたから、分かるけど……まさかそれを元に作られた紫陽花くんにもあるとは思っていなかった。
「ええ、そうですよ。紫瑞さんには毒が、そして紅真さんには棘があります」
「ええ!?」
「ちっ……言うなよ」
すると、ずっと静かに話を聞いていた翠くんが口を開いた。
「でも、2人のそれは全身とかじゃなくて手ぐらいしか無かったよね?なら、百花ちゃんもそんなに警戒しなくてもいいと思うよ」
翠くんの言葉を聞いてほっと胸を下ろす。
そっか、2人は手にしかないんだ……ちょっと安心。
それと同時に納得する。
多分、手袋をしているとはいえ、毒とは違い棘はどうしても少し外に出てしまうのだろう。
だから、ジャガイモを収穫する時に傷つけたらいけないと思って俺以外の奴に頼んでくれと言ったのだ。
そう思うと、事情を知らなかったとはいえ、薔薇山くんのことをだいぶ誤解していたような気がする。
本当は、そんなに怖い人じゃないのかも。
「だから紅真も、そんなに気にしなくても良いんじゃない?」
翠くんがそう言うと、薔薇山くんが翠くんの方を見た。
そして―――
「は?アンタには関係ないだろ」
そう冷たく言い放った。
「え!紫陽花くんにも毒があるんですか!?」
紫陽花に毒があるのはお父さんから聞いていたから、分かるけど……まさかそれを元に作られた紫陽花くんにもあるとは思っていなかった。
「ええ、そうですよ。紫瑞さんには毒が、そして紅真さんには棘があります」
「ええ!?」
「ちっ……言うなよ」
すると、ずっと静かに話を聞いていた翠くんが口を開いた。
「でも、2人のそれは全身とかじゃなくて手ぐらいしか無かったよね?なら、百花ちゃんもそんなに警戒しなくてもいいと思うよ」
翠くんの言葉を聞いてほっと胸を下ろす。
そっか、2人は手にしかないんだ……ちょっと安心。
それと同時に納得する。
多分、手袋をしているとはいえ、毒とは違い棘はどうしても少し外に出てしまうのだろう。
だから、ジャガイモを収穫する時に傷つけたらいけないと思って俺以外の奴に頼んでくれと言ったのだ。
そう思うと、事情を知らなかったとはいえ、薔薇山くんのことをだいぶ誤解していたような気がする。
本当は、そんなに怖い人じゃないのかも。
「だから紅真も、そんなに気にしなくても良いんじゃない?」
翠くんがそう言うと、薔薇山くんが翠くんの方を見た。
そして―――
「は?アンタには関係ないだろ」
そう冷たく言い放った。

