だからアナタに殺されたい。




ああ、私はローゼルだから欲しいのだ。



「もっと、もっと、欲しい…。ローゼルが欲しい…」



今にも泣き出してしまいそうな必死な私の言葉に、ローゼルは感極まったように頬を赤く染め、小さく震えた。



「仰せのままに」



柔らかい声音がそれだけ言って、首元をはだけさせて、私を抱きしめる。
目の前に現れた柔肌に、私は唇を寄せ、牙を立てた。

先ほどの口付けとは違い、たくさんの血が私の喉を流れていく。
口いっぱいに広がる血の味は鉄のような味なのに、ローゼルのものだからか、甘く美味しく感じた。



「ん、エレノア…」



吸うたびに流れる快楽は私を溺れさせ、ローゼルからも甘い吐息を引き出す。
それが私の欲をますます加速させた。