「これは……ずいぶんと手厚い待遇ですね……」
多分私の顔はひきつっている。
「君ならきっとできると思う」
全く心のこもっていないセリフが落ちてくる。
「仕事ならやりますよ」
やるしかない。
もう心は決まってる。
「じゃあこれが引き継ぎ書」
彼が向かった先にあるデスクの上には、大量の書類。
「パソコンのデータにもあるから、今日中に確認するように」
「ハイ……」
思い出す。
社畜人生を。
この丸投げ感。
やってやるよ!
私がデスクに座って書類をざっと確認していると
「午前中は会議がある。午後もだ」
「……」
自分が二人欲しい。
いつも思うことだ。
「資料用意しておけ」
そう言うと彼は出て行った。
私は感情を捨てることにした。
そして、今日のスケジュール確認をしようとしてると、電話が鳴る。
内線?
「はい。……秘書課です」
『副社長に今日の会議の件で聞きたいことがあります』
これは直接聞けばいのか?
「あとで確認します」
すると別の電話が鳴る。
外線。
「お電話ありがとうございます……林ホールディングスでございます」
『光井銀行です。来週の会議の件で林副社長とお話ししたいのですが』
銀行……。
「少々お待ちくださいませ」
また鳴る電話。
無理ー!!
「はい。秘書課です」
誰かが電話に出た。
振り返ると──
勇哉さんがいた。
なぜ!?
多分私の顔はひきつっている。
「君ならきっとできると思う」
全く心のこもっていないセリフが落ちてくる。
「仕事ならやりますよ」
やるしかない。
もう心は決まってる。
「じゃあこれが引き継ぎ書」
彼が向かった先にあるデスクの上には、大量の書類。
「パソコンのデータにもあるから、今日中に確認するように」
「ハイ……」
思い出す。
社畜人生を。
この丸投げ感。
やってやるよ!
私がデスクに座って書類をざっと確認していると
「午前中は会議がある。午後もだ」
「……」
自分が二人欲しい。
いつも思うことだ。
「資料用意しておけ」
そう言うと彼は出て行った。
私は感情を捨てることにした。
そして、今日のスケジュール確認をしようとしてると、電話が鳴る。
内線?
「はい。……秘書課です」
『副社長に今日の会議の件で聞きたいことがあります』
これは直接聞けばいのか?
「あとで確認します」
すると別の電話が鳴る。
外線。
「お電話ありがとうございます……林ホールディングスでございます」
『光井銀行です。来週の会議の件で林副社長とお話ししたいのですが』
銀行……。
「少々お待ちくださいませ」
また鳴る電話。
無理ー!!
「はい。秘書課です」
誰かが電話に出た。
振り返ると──
勇哉さんがいた。
なぜ!?



