「六花は居ない。お前の目的はそれだけだろ」
「ねぇ」
「は」
「私を招き入れてやましいことを考えて無かったんだとしたら、なんで呼んだりしたの」
ジッとソファから見つめる私の目からめーくんは視線を逸らした。
短く吐かれた溜め息がBGMみたいに聴こえる。
ずっと聴いていたい。
めーくんの呼吸の音だけを。
「あー。あーあ。やっぱ性に合わないな」
「めーくん?」
「先生の顔。生徒の行いを諭す教師、大人。いい旦那。俺さぁ、お前と話をしようと思ったんだよ。学校じゃあ誰が聞いてるか分かんないしな」
「話って?未来の話?やっと分かって…」
「埒があかないからだよ。お前とのイタチごっこ。めんどくさいの、もう」
一瞬舞い上がった私の気持ちをめーくんはすぐに落胆させた。
強い言葉。
だけど気だるそうな口調。
ふわふわのわたあめみたいで甘い、大好きな声が私を傷つけていく。
「ねぇ」
「は」
「私を招き入れてやましいことを考えて無かったんだとしたら、なんで呼んだりしたの」
ジッとソファから見つめる私の目からめーくんは視線を逸らした。
短く吐かれた溜め息がBGMみたいに聴こえる。
ずっと聴いていたい。
めーくんの呼吸の音だけを。
「あー。あーあ。やっぱ性に合わないな」
「めーくん?」
「先生の顔。生徒の行いを諭す教師、大人。いい旦那。俺さぁ、お前と話をしようと思ったんだよ。学校じゃあ誰が聞いてるか分かんないしな」
「話って?未来の話?やっと分かって…」
「埒があかないからだよ。お前とのイタチごっこ。めんどくさいの、もう」
一瞬舞い上がった私の気持ちをめーくんはすぐに落胆させた。
強い言葉。
だけど気だるそうな口調。
ふわふわのわたあめみたいで甘い、大好きな声が私を傷つけていく。



