二学期が始まって最初の週だった。
秋夜くんのギプスも無事に外れて、今は少し弱ってしまった筋肉のリハビリも兼ねて通院している。
九月の半ばくらいからは練習に復帰できるそうだ。
その後、また同じことを繰り返さないように二人でしっかり話し合ったらしい。
風子ちゃんはちょっと不安そうにしていたけれど、私に話してくれた通り、秋夜くんの決意は固いみたい。
骨折した骨が再生して強くなるように、人間の絆も何かを乗り越えるたびに強固なものになっていくのだろうか。
「六花先生」
「あら、紅羽さん」
水曜日の三時間目は音楽の時間。
授業が終わって風子ちゃんと一緒に教室の前まで戻ってきたけれど、忘れ物をしたからと一人で音楽室まで戻ってきた。
音楽室は私達の教室より二階上にある。
ちょうど六花先生が出てくるところだった。
続けて音楽の授業が無ければ、六花先生は少し掃除をして退室することを知っていた。
仕事も家事もできて、″いい奥さん″って感じがして、何もかもが気に食わない。
秋夜くんのギプスも無事に外れて、今は少し弱ってしまった筋肉のリハビリも兼ねて通院している。
九月の半ばくらいからは練習に復帰できるそうだ。
その後、また同じことを繰り返さないように二人でしっかり話し合ったらしい。
風子ちゃんはちょっと不安そうにしていたけれど、私に話してくれた通り、秋夜くんの決意は固いみたい。
骨折した骨が再生して強くなるように、人間の絆も何かを乗り越えるたびに強固なものになっていくのだろうか。
「六花先生」
「あら、紅羽さん」
水曜日の三時間目は音楽の時間。
授業が終わって風子ちゃんと一緒に教室の前まで戻ってきたけれど、忘れ物をしたからと一人で音楽室まで戻ってきた。
音楽室は私達の教室より二階上にある。
ちょうど六花先生が出てくるところだった。
続けて音楽の授業が無ければ、六花先生は少し掃除をして退室することを知っていた。
仕事も家事もできて、″いい奥さん″って感じがして、何もかもが気に食わない。



