「先にりんご飴買っておこうか」
「そうだね。店じまいしちゃったら嫌だし」
お祭りの出店は何店舗か同じ物が出店されていて、りんご飴も数カ所で売られている。
どこも違いは無さそうだけど、「美人さんオマケするよ!」って呼び込んでくれたおじさんのお店で買った。
本当は四百円なのに二百円にしてくれた。
「風子ちゃん?」
出店の列から逸れて数歩進んだところで突然立ち止まった風子ちゃんの視線の先にはイートインスペースのテントがある。
長机とスチールパイプチェアが並んでいて、空席は無さそうだった。
「クレハちゃんあっちから回ろう」
「なんで…」
そう言った瞬間。
まただ。
絵画の一部が切り抜かれたみたいに、そこだけ浮かび上がるように視界に飛び込んでくる。
めーくん。
それからいちご飴が刺さった竹串をめーくんの口元に運ぶ六花先生。
薄紫に藤柄の浴衣を着ている。
いつもはふんわりゆるく巻いているブラウンのロングヘアをシニヨンにしている。
うなじがすごく、綺麗だと思った。
「そうだね。店じまいしちゃったら嫌だし」
お祭りの出店は何店舗か同じ物が出店されていて、りんご飴も数カ所で売られている。
どこも違いは無さそうだけど、「美人さんオマケするよ!」って呼び込んでくれたおじさんのお店で買った。
本当は四百円なのに二百円にしてくれた。
「風子ちゃん?」
出店の列から逸れて数歩進んだところで突然立ち止まった風子ちゃんの視線の先にはイートインスペースのテントがある。
長机とスチールパイプチェアが並んでいて、空席は無さそうだった。
「クレハちゃんあっちから回ろう」
「なんで…」
そう言った瞬間。
まただ。
絵画の一部が切り抜かれたみたいに、そこだけ浮かび上がるように視界に飛び込んでくる。
めーくん。
それからいちご飴が刺さった竹串をめーくんの口元に運ぶ六花先生。
薄紫に藤柄の浴衣を着ている。
いつもはふんわりゆるく巻いているブラウンのロングヘアをシニヨンにしている。
うなじがすごく、綺麗だと思った。



